第11話「対決! 兄と弟」のあらすじと感想

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「利家とまつ~加賀百万石物語~」第11話「対決!兄と弟」のあらすじと感想です。

第11話「対決! 兄と弟」あらすじ紹介

第11話では朝廷は織田信長(キャスト:反町隆史さん)の要請により、第15代征夷大将軍に足利義昭を任命します。前田家には信長より利家に家督を譲るよう兄・利久に命が下り、いざこざがおきます。前田家みなを巻き込んでの騒動、母であるたつ(キャスト:加賀まりこさん)も心配そうです。

いつもは大人しく優しい兄が妻つねとともに激しく抵抗、また家臣たちは武器を手に利家の前に立ちふさがります。矢を利家に向ける つね  まつ(キャスト:松嶋菜々子さん)は身を挺して利家(キャスト:唐沢寿明さん)をかばいます。

第11話「対決! 兄と弟」感想

第11話で蒲生氏郷(鶴千代)が登場。まだ少年の蒲生氏郷は利発で美少年、織田信長にすぐ気に入られて信長の娘を貰い受けます。そして槍の使い手である利家に尊敬の眼差しで話しかけます。嬉しそうな利家。

蒲生氏郷は知将として知られた人ですけど、ドラマであまり中心で描かれたところを見たこと無いので興味深いです「利家とまつ」は以前何度か見ているのですが、蒲生氏郷の事は覚えていなかった(笑)今回は注目したいと思います。

利家の長兄、前田利久(キャスト:三浦友和さん)は優しく働き者で領民の為に父上・利昌(キャスト:菅原文太さん)同様尽くしている人ですが、織田信長率いる織田家としては武も功績をあげて欲しいようで、信長は兄・利久を見限り自分の家臣である弟の利家を荒子の城主にしようとします。反発する利久と妻のつね(キャスト:名取裕子さん)。つねの連れ子である少年の前田慶次郎もまつにイタヅラしたりしていますが、まつは「自分のせいで大人達が争っていると思っている」と慶次郎に同情の目を向けます。

秀吉の母 なか(キャスト:草笛光子さん)は秀吉と利家の仲違いが長く続いているのを心配して利家の元にやってきます。利家は心配なきようにと なかに伝えます。なかは安心します。

秀吉(キャスト:香川照之さん)は利家が唯一の友であり、利家とケンカ状態が長引いていて自ら「最近元気が出ない」と言っています。そうですね、親しい人との仲違いは元気が無くなってきますよね。仲直りしたい人は自分にとってかけがえのない人って事ですね。

浅野長政(キャスト:加藤雅也さん)と利家は終生仲が良かった様ですね。豐臣秀吉の世となった時も朝鮮出兵に面と向かって反対したのは秀吉の義理の弟である浅野長政と加賀藩主前田利家だけだったとか。

今回信長と利家はつかみ合いの喧嘩になりそうになり(笑)長政が割って入り利家を殴ります。利家を助けたんですね。そこにおね(キャスト:酒井法子さん)と浅井長政の妻・おねの妹のややが来て、利家にややと長政の婚礼を頼みます。コミカルな展開、信長につかみかかるなんて利家にしか出来ないことですよね。

秀吉の文

おねが利家の近況を報せる為まつに見せた秀吉からの手紙。「字がお上手すぎて」とまつが言った秀吉の文。秀吉は農民出身で幼いころから働きづくめで勉強する暇も無かったと思われますが、実は字がうまかったことで知られます。以外ですけど。

私も某博物館で他の武将と秀吉の書を見比べてみましたが、のびのびとした作風でとても上手だなぁと思いました。

大河ドラマ 利家とまつ 加賀百万石物語 第11回「対決!兄と弟」でした。ありがとうございました。

脚本 : 竹山洋さん
音楽 : 渡辺俊幸さん
語り(語り手) : 阿部渉 さん

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利家とまつ らぶりぃ通信

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