前田利家と利家の正室・まつ という人物は戦国の戦いに明け暮れる時代に生まれ、三英傑 である織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の近くに生きながら清廉なイメージを与える人物です。
誠実で清らかに生きたいと思っても、なかなか難しい戦国時代、そして現代も。まるで泥の中の蓮のように美しく、澄んだ利家とまつの生き方に私は惹かれるのです。(「利家とまつ」はドラマなので歴史上の人物とはまた違うとわかっていますが)この美しい「利家とまつ」のワールドが・・、世界観が大好きなのです。
「利家とまつ」には主人公の二人以外にも魅力的な人物が沢山出てきます。二人の友だちである秀吉&おね夫妻、佐々成政&はる夫妻、弟の佐脇良之、甥にあたる慶次郎、奥村家福と妻・安、親父様・柴田勝家、利家の初めての家来・村井長八郎など・・。事件が起こったときの対処や生き方、そして亡くなる時の様子など、人物によってそれぞれ考えや動きが違い、「利家とまつ」を見ていると人生について色々考えさせられます。
歴史好きな私は自分が利家ならどう動くか?など妄想もしながら(笑)楽しく見せて頂いています。上司である織田信長、親友である豊臣秀吉、ライバルである徳川家康と向き合う時に自分ならどうするか?また利家とまつ 二人の歴史上の位置も考えさせられます。あなたなら親友が天下をとったらどうしますか?前田利家とまつは有頂天になる雰囲気もないんですよね。だから次の徳川政権にも生き残った。
私にとって2002年大河ドラマ「利家とまつ」は放映から15年以上立ちましたが、登場人物や世界観を思い出して時々見たくなるドラマの一つなのです。(2018年11月現在、「利家とまつ」はパソコンやスマホでNHKオンデマンドで見ることが出来ます。またツタヤなどでDVDを借りることも出来ます。)
「利家とまつ」は曲がとても美しいです。シーンも美しい。美しい曲と俳優さんの美しい演技、美しいシーンに魅了されます。ファンタジーと見る人もいるかも知れません。だけど戦国にあっても花は咲き、陽も照り、人がどこを視るかによって世界の風景も全然違ったと思うのです。何年たってもこの「利家とまつ」の世界が自分の中に残像として残っている気がします。このサイトに来てくれたあなたも利家とまつの世界観を楽しんでくれたら嬉しいなと思います。
<このサイトについて>管理者である歴女らぶりぃは2年ほど前に大病をして、しばらくこのサイトを更新出来ませんでした。特に「あらすじと感想」については15話と16話には2年ほどのブランクがあるので、書き方や雰囲気が変わってしまうと思いますがどうぞお許しください。ゆっくり楽しんで書いていきたいと思っています。今後、歴史に関することや旅紀行なども書いていきたいと思っています(*´∀`)どうぞよろしくお願いします。
2018年11月5日 らぶりぃ☆
コメント