第1話「婚約」のあらすじと感想

あらすじと感想


第1話「婚約」。放映時、第1話は60分の拡大版だったそうです。

戦国時代という戦乱の時代ながら「利家とまつ」夫婦を中心に時々流れる優しい音楽と愛のエピソードが物語の中で美しく奏でられます。第一話は二人の出会いの物語。

第1話あらすじ紹介

第1話「婚約」のあらすじです。尾張荒子城の城主前田利昌の4男、前田犬千代はかぶき者でしたが、荒子にやってきた柴田権六(のちの柴田勝家)に自分以上にかぶき者、大うつけといわれる織田家嫡男・織田信長の話をされ、興味を持ち、そして信長と出会います。

一方、前田家の養女となるため利家の母(キャスト:加賀まりこさん)の妹の子「まつ」が乳母のうめ(キャスト:赤木春恵さん)と一緒に荒子にやってきました。船着場にて4歳のまつを優しく出迎える犬千代。

まつは前田家に養女に来て「前田の姫」となったのに薪取りに行ったり、しっかりした子。利家は織田信長に気に入られ、信長の家臣となるために荒子を後にします。

数年後、久しぶりに荒子に戻った前田利家の前に、美しく成長した「まつ」があらわれます。

第1話「婚約」の感想

第1話「婚約」の感想です。前田利家役の唐沢寿明さん。かぶき者のかっこうは今では貴重なお姿ですね「槍の又左」との異名をとった前田利家は、幼名は犬千代といい、槍を片手に持ち、時には槍を振り回すかぶき者でした。

自分より大うつけとの噂を聞き、織田信長(キャスト:反町隆史さん)に会いに行きますが、気に入られ信長に士官することとなります。

4歳で荒子にやってきた「まつ」。ほっぺが赤くて丸々とした可愛い子役でした。前田犬千代が織田信長に仕官し、しばらくぶりに帰ってきた時はまつ役の松嶋菜々子さんに変わっててびっくり(笑)松嶋菜々子さんの初登場シーンは数え10歳の役柄だっとか。

信長の城では信長に士官を希望する浮浪児、藤吉郎(キャスト:香川照之さん)や利家の弟、佐脇家に養子に出た佐脇 良之(キャスト:竹野内豊さん)、同じく信長の家臣、佐々成政(キャスト:山口祐一郎さん)が登場します。

また利家に憧れる武家の娘として「はる(キャスト:天海祐希さん)」と「おね(キャスト:酒井法子さん)」が登場します。

利家の長年の忠臣、村井長八郎(キャスト:的場浩司さん)も登場しました。

利家の長兄、前田利久(キャスト:三浦友和さん)と結婚させられそうになった まつは荒子を飛び出し、利家のもとへいきます。そして父の形見の笄(こうがい)を利家に渡す まつ。笄(こうがい)を渡すという行為はプロポーズの意味があったそうです。

利家はまつが必死に自分に伝える姿に感動したのか、まつのプロポーズを受けます。利家とまつの第一話「婚約」。しかしまつはまだ10歳ぐらいの年齢の様です。今後12歳で利家に嫁ぎ、13歳で最初の子を産みます。イタリアのロミオとジュリエットに負けない早熟で情熱的な まつですね。

第1話の言葉: 一粒百行

第1話で 農民と領地である荒子を大事にする、利家の父の利昌(キャスト:菅原文太さん)が言った「一粒百行(いちりゅうひゃくぎょう)」という言葉。

前田家家老の奥村家福(キャスト:中条きよしさん)も口にしたこの言葉は、米の一粒が作られるまでに百の作業を経るという意味です。

大河ドラマ 利家とまつ 加賀百万石物語 第1回「婚約」
脚本 : 竹山洋さん
音楽 : 渡辺俊幸さん
語り(語り手) : 阿部渉 さん

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利家とまつ らぶりぃ通信

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