第7話「出世合戦開始!」のあらすじと感想

あらすじと感想


大河ドラマ、利家とまつ~加賀百万石物語~。第7話「出世合戦開始!」のあらすじと感想です(・▽・*)

7話 あらすじ紹介

第7話では三河の松平元康(のちの徳川家康)が信長と同盟を結ぶため清須にやって来ました。しかし不平等な同盟と知り、元康はそれに納得できず怒り、その態度が信長の逆鱗に触れますが、佐脇良之の行動で無事同盟を結びます。

出世争いでは藤吉郎(キャスト:香川照之さん)が抜きん出ており、佐々成政の妻のはる(キャスト:さん)と藤吉郎の妻おね(キャスト:酒井法子さん)は喧嘩となります。利家は戦での働きしか能がない自分に悩み、信長にも「お前より藤吉郎の方が上だ」とはっきり告げられ、「くじら屋」という呑み屋でやけ酒を飲み始めます。

第7話「出世合戦開始!」の感想

第7話では前田利家とまつ、木下藤吉郎とおね、佐々成政とはる。と3組の夫婦は出世合戦で争っています。そして今回は、前田利家の兄と弟の物語でもあります。

3人の夫婦のうち、夫側の木下藤吉郎と佐々成政(キャスト:山口祐一郎さん)はどちらかといえば仲が悪い二人。性格の良い、人に好かれる前田利家を二人共、気持ちの良い男だと好いています。妻の3人はその夫達の関係性に影響されながらも、友情を保とうとしています。妻達の中心は まつ。

利家とまつ夫婦を見ていると、夫と妻は別人格で別々に行動を取りながらも利家(キャスト:唐沢寿明さん)とまつ(キャスト:松嶋菜々子さん)には共通の意志を感じます。仲が良いから、意志疎通しているから別々に行動してても考えが似ている。

それは現代の夫婦も大事な事でどうせ一緒に生きるなら「ふたつでひとつ」「二人三脚」で生きていくことがたぶん夫婦のあり方で幸せ。。ここまで書いて「個」も大事な私は抵抗感も感じますが(笑)ただ右と左、いつも違う方向を向いているのは絶対違うと思うので、利家とまつの夫婦関係は良いなぁと思うのです。どちらも友を大事に、調整役をしてるのも良いですよね。調整役という役目は果たして私は出来るのか?なんてそこでも反省したり。

利家の兄、利久(キャスト:三浦友和さん)は「つね」という妻を貰い、前田の采配をすべて つねに任せてしまい、トラブルが生じてしまいます。まず、母と妻との関係が悪くなり母は利家のもとへ。荒子の領民への年貢の取り立てをつね(キャスト:名取裕子さん)が厳しくした為に農民たちが一向宗の寺に立てこもり、争いが起こりました。その寺は信長に認められた寺だったので、前田家は信長の怒りを買います。

優しい利久兄上、良いですよね。毒のある悪妻のつねの行動も実はいちいち理由があっておこなっている。そこをまた理解している利家とまつ。

利家の弟の佐脇良之は腕の負傷が原因で戦働きが出来ず、苦悩中ですが、知略に富み、三河の大名の松平元康(キャスト:高嶋政宏さん)が不平等な同盟に不満を持ち、信長を怒らせた時も知略により同盟を成立させました。また兄・利久と一向宗の寺との和解にも佐脇良之が力を貸し上手くいきました。

佐脇良之さんは素敵ですね~(人´ω`*)♡中の人は竹野内豊さんですし~、いつもは寡黙で涼し気な眼差しで仏像を彫る姿もほんとカッコ良い。まつの事がおそらくちょっと好きなんですよね。それも可愛い。

利家は出世したいと思っている。だけど、具体的な行動は伴っていない。自分は戦働きしか出来ないと思っているし、戦では遠慮したり、友に手柄を譲ろうとしたりする。信長様(キャスト:反町隆史さん)にはっきりと今の時点ではお前より猿のほうが上と言われちゃいましたね。藤吉郎は凄いですね、野伏を6000人配下にしたって。利家は皆が認める性格の良い男ですが、出世となるとそれが足かせになるんでしょうね。

一向宗(いっこうしゅう)

庶民に広くひろまっていた一向宗と信長は長期間争いを続けることとなります。ナウシカのオームの様にひとつ怒らすと他のオームも怒る・・連帯を恐れ、当時信長は一向宗をあまり刺激しないように行動を取っていたのに、利家の兄・利久が一向衆の寺を怒らせたため信長が激怒、兄上は信長の怒りをとく為慣れない戦に行くことになりました。

語り(語り手): 阿部渉 さん
音楽 : 渡辺俊幸 さん
脚本 : 竹山洋 さん

第7話「出世合戦開始!」のあらすじと感想でした。

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利家とまつ らぶりぃ通信

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